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コラム

No 1  ★STANDERD JAZZって何?



旭ジャズまつり実行委員会では、Jazz Stands Alone Serching For Standerd Jazzと、何ともったいぶったキャチフレーズを取り上げているのですが、言ってみれば「ジャズ本来の魅力をスタンダード・ジャズの世界で」というような意味になるらしいのです。

では一体スタンダードジャズって何なんだろうと、唐突的単純な疑問がさりげなく涌き出てくるのであります。スタンダードナンバーとは、もともとニューヨークの音楽出版街、テキンバン・アレイという所で季節に関わらず、danceまた毎年平均的な好セールス、つまりはスタンダードな売れ行きを示す曲のことを言ったのでありまして、エバー・グリーンとも言われることもあったそうです。 そして、これらの曲がジャズメンやジャズシンガーに取り上げられ演奏、歌い継がれてきたのが、今日で言うところのスタンダード・ジャズとなってきているわけです。

今年はジャズ100年、ミレニアム2000年と巷では言われ、2000年、ミレニアム2000年、とデパート、商店街、情報機関紙などで盛んに取り上げて我々の購買意識をあおっているのですが、このミレニアム2000とは紀元2000年、つまりキリストが誕生したときに遡るのですが、物の本によると、この呼称はキリスト誕生4年目から始まったと言われております。本当のところはどうなのでしょうか…・。 ジャズの世界でも発生は1900年と一般的には言われておりますが、ジャズとしての音楽体系はそれ以前からありました。 しかし、なぜか発生は1900年からとされ、その発祥の地はニューオリンズと世間一般ではそうなっているのです。そして、いろんな人たちがジャズを演奏していたのですが、代表選手としてルイ・アームストロングによってジャズというものが確立された、と言われております。 そのルイ・アームストロングが1900年7月4日ニューオリンズに生まれたとなっては、もうこれはミレニアム2000年、ジャズ100年となってしまうのです。でも、2000年という呼び方がそうであるように、ルイ・アームストロングの生誕も近年では、1901年8月4日ニューオリンズ生まれといわれだしております。これも本当の話しかどうなのだろうか、と思ってしまうのです。

何はともあれ、スタンダード・ジャズとは、ニューヨークの音楽出版街ティンバン・アレイで持続的に売られている曲が、ジャズメンやシンガーに取り上げられ、ジャズのスタイルで演奏や唄われた曲、すなわち、民謡、ポピュラーソング、映画の挿入歌、ミュージカルナンバー、シャンソンやクラシックナンバー等が万人に認められ、長い年月の間に名曲といわれるようになり、今日に至ってはスタンダード・ジャズと言われているのであります。

ルイ・アームストロングがラッパを吹き始めた頃から今日まで、デキシーで、スイングで、モダンでと演っているものが沢山あります。代表的なものを書きたいのですが、紙面の関係上ここでヤメにいたします。baseball 1920年代は、ブルースを基調としたものが多く、1930年代からともなりますと、映画やミュージカルの挿入歌を取り上げているものが多くなってきている事に気がつきます。とは言うものの、ブルースを基調にしている事には変わりないのです。メロディーが同じ曲でも、デキシースタイルで演ると、とても陽気な気持ちになり、ビールなどがもうほんとに美味くなるし、スイングスタイルで演ると、キャンドルを前にして、カクテルが似合うような気もするし、モダンスタイルで演ると、タバコにウイスキーがよくブレンドするような気がするのであります。ビールと言えば、野球場でのビールは本当に美味いですネ。白熱戦の最中でも「ビールいかあつすか」と、若い茶髪族たちは、このときばかりはもう本当に元気はつらつの青年となり、観客席に売り歩いてくるのは絶対に他では見られない光景だと思うのです。

beerでもこれは、野球場と雰囲気がそうさせるのか、なにしろまったく抵抗なく、むしろとても似合うのですね。そして、「ビール、いかあつすか」と、近寄ってこられると、何となくたまらなくなって、ついつい「オーイ、ビール」となって、ドンドン飲んでしまい、野球の試合がビールのツマミのようなものになってきて、野球も人生も、とても面白いことになってくるのです。  ジャズフエス、それも野外で演るジャズフエスなんかで、特にデキシーのステージの時に、模擬店で生ビールを売っているだけでなく、客席を回りながら「ビールいかあつすか」となったら、もうノリノリだと思うのですが、どうでしょうか。

野外のジャズフエスティバルでは、真剣に、ひたすら聴くのではなく、アバウトに聴くのがとても楽しいと思いますし、ビールと共に爽快感と気楽さ、そんなのがちょうどなじみ、スタンダード・ナンバーがもっともっと浸透するのではないでしょうか。「ビールいかあすか



記:旭JAZZまつり実行委員 サニー
(2000年旭ジャズまつりプログラムより転載)